空気神社 – 日本旅めぐり

空気神社
自然の恵みに感謝する特別な場所

空気神社は、「空気」を御神体とする世界でも非常に珍しい神社です。通常の神社では、石や木などの自然物が御神体とされることが一般的ですが、この神社では目に見えない「空気」そのものが崇められています。この独特の信仰形態は、自然の中で生きる人間にとって、目に見えない大切な存在である「空気」の価値を象徴的に表しています。

空気神社の特徴

本殿に祀られる12個の素焼きの瓶に清浄な空気
空気神社の本殿は地下に位置しており、そこには12個の素焼きの瓶に清浄な空気が祀られています。この12個の瓶は、宇宙の12星座を表しており、自然界の調和と調和を表現しています。参拝者は、この清浄な空気に触れることで、自然の恵みに感謝し、心身ともに浄化される体験ができるのです。

参道の五行のモニュメントが表す自然の循環
空気神社の参道には、五行のモニュメントが設置されています。これは、木、火、土、金、水の五つの要素が互いに循環し、自然の調和を成り立たせていることを表現したものです。参拝者は、このモニュメントを通して、自然の循環と調和の大切さを感じ取ることができます。

鏡のように映し出される四季折々の自然の風景
参道には、5m四方のステンレス板が設置されており、これが鏡のように四季折々の美しい自然の風景を映し出します。参拝者は、この鏡に映る自然の姿を通して、自然の移ろいゆく美しさを感じ取ることができるのです。

世界環境デーに開催される「空気まつり」
毎年6月5日の世界環境デーには、「空気まつり」が開催されます。この祭りには、多くの参拝客が訪れ、自然の大切さを学び、環境保護の意識を高めます。参拝者は、清浄な空気に触れ、自然との一体感を感じることができるのです。

独特の参拝方法で自然との一体感を感じる
空気神社には、自然との一体感を感じられる独特の参拝方法があります。参拝者は、Vのポーズで天を仰ぎ、自然の恵みに感謝する所作を行います。この参拝方法は、参拝者が自然の一部となり、その調和の中に身を置くことを表しています。