伊豆沼
豊かな自然と希少な生物が共生する国内有数の湿地

伊豆沼は、宮城県北部に位置する県内最大の淡水湖沼です。面積387ヘクタールを誇り、東は登米市、西は栗原市にまたがる大規模な湿地帯です。ラムサール条約登録湿地に指定されており、豊かな自然環境と希少な生物が共生する国内有数の湿地として知られています。
伊豆沼の魅力
- 豊かな水生植物 – 伊豆沼には、アサザやガガブタなどの水生植物が群生しています。これらの植物は、水鳥や魚類の生息に適した環境を提供しています。特にアサザは、5月頃に白い花を咲かせ、湖面を美しく彩ります。
- 渡り鳥の飛来地 – 伊豆沼は、渡り鳥の重要な飛来地の1つです。冬季には、白鳥やマガモ、ヒシクイなどの水鳥が大量に飛来し、湖面を彩ります。また、夏季にはサギ類やカモメ類も観察できます。
- 希少な生物の宝庫 – 伊豆沼には、ニホンイシガメやオオタカ、クロツラヘラサギなどの希少な生物が生息しています。これらの生物は、湿地環境の保全に重要な役割を果たしています。
- 自然体験の場 – 伊豆沼では、水生植物園の散策やバードウォッチング、カヌー体験など、自然を体感できるさまざまなアクティビティが楽しめます。また、環境学習の場としても活用されています。

アクセス
JRくりこま高原駅から車で約10分
東北自動車道築館ICから車で約10分
東北自動車道若柳金成ICから車で約20分
無料駐車場があるので安心です。
見どころ
- 水生植物園 – 伊豆沼の中心部にある水生植物園では、アサザやガガブタなどの水生植物を間近で観察できます。5月頃にはアサザの白い花が見事に咲き誇ります。
- バードウォッチング – 冬季には白鳥やマガモ、ヒシクイなどの渡り鳥が飛来し、湖面を彩ります。また、夏季にはサギ類やカモメ類も観察できます。
- カヌー体験 – 伊豆沼では、カヌーを使った湖上体験も楽しめます。水面を静かに漕ぐことで、より身近に自然を感じられます。
さいごに
伊豆沼は、宮城県の宝石と呼ばれる湿地帯です。豊かな水生植物や希少な生物が共生する自然環境は、まさに国内有数の湿地の魅力を感じさせてくれます。水生植物園やバードウォッチング、カヌー体験など、自然を体感できるさまざまなアクティビティも楽しめます。周辺の観光スポットとも組み合わせて、伊豆沼の魅力を存分に味わってみてください。